パキスタンの思い出

2017年03月02日取材 海外

昨日、連載で使う写真を探してHDを整理していたら、パキスタンの取材中に撮った写真がたくさん出てきた。何のツテもなくパキスタンに飛んで行って、最初の数日は治安が心配で怖くてゲストハウスから一歩も出られず、宿泊先のスタッフに食事を作ってもらい部屋で食事。それから3ヶ月間、飛行機や長距離バス、列車で国内を移動を繰り返しながら現地の人との出会いに恵まれ取材した(時々生き抜きをしながらも)。また数ヶ月後に戻ってくるつもりで日本に帰り、既に7年が経ってしまった。取材をした子たち、お世話になった方たちに会いにまたパキスタンに戻りたい。

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写真集「ヤズディの祈り」制作

2016年11月14日その他

赤々舎から出版予定の写真集「ヤズディの祈り」ようやく値段が定価2800円で決定。200ページを超えると思います。発売は今月終わりか12月初め。「イスラム国」とか「難民問題」「フォトジャーナリズム」、、、私にとっては身近な存在ではあっても多くの日本人にはそうではないかもしれない。そういった、ついつい説明的になりすぎてしまいそうな今回の取材の写真ですが、いわゆる紛争地域の報道写真にありがちな「インパクトのある写真」は最初から削除しました(別にそういう写真を否定しているわけではありません)。ただ、もっとじっくり写真を見て色々と想像をめぐらせて欲しいから。デザイナーの松本久木さんと姫野さんから「写真のページは写真だけで見せよう」と提案していただき、文章のページにも細部までこだわっていただいている。写真の編集はスムーズに進んだけど、言語でこんなに苦戦するとは。。。日本語以外に、クルド語クルマンジーのラテン文字表記、イラクのヤズディの人々が使うクルド語クルマンジーのアラビア文字表記、ドイツ語、英語をページ、パートによってどう使い分けるか、、、。ヤズディの人々が暮らしてきたイラク北西部シンガルのあの地域の複雑な社会的、歴史的な背景があるからこそ、どの言語に翻訳するべきか悩みに悩んだ。。。『言語と人間性 コンフリクト社会に見る言語行為と多言語』(下の写真)の著者で、今イラクの大学で教えられている言語学者のアブドゥラッハマン・ギュルベヤズ先生に日本語からの翻訳をお願いしています。世界各地で暮らすヤズディの人々にも届くようにと祈りながら作っています。

『言語と人間性 コンフリクト社会に見る言語行為と多言語』(松本工房)↓

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