2018年5月11日〜13日 “PHOTO Symposium Asia”@マレーシア

2017年12月05日イベント

来年5月11日〜13日まで、マレーシアのThe KL Journal Hotelで開催される写真のシンポジウム”PHOTO Symposium Asia”で、プレゼンターとしてトークをさせていただきます。今年のテーマは「社会を変える媒体としての写真」。私の他にもビジュアルアーティストや映像作家の方々などが各国から参加されます。

以下日本語版の案内です。マレーシアにいらしたら是非お越し下さい。

 

第2回シンポジウムのメインテーマは、「社会を変える媒体としての写真」です。 社会を変える写真、というと、新聞・雑誌のヘッドラインに載るような活動や主義主張を含みますが、明らかに私たちは、日々ソーシャルメディアやオンライン、または写真集などで、より多くの写真プロジェクトを目にします。
今日写真家のひとりであるということは、私たちの周りで起こる様々なことに意識的であり、社会的気付きを持つということでもあります。写真家として、私たちは常に探究心を持っています。疑問を持ち、挑戦し、探ります・・・写真を撮っていない時でさえも。
写真というものの性質、そして歴史を通じた意思決定者たちへの影響力はよく知られていますが、それでもなお、よりありふれているかもしれない個人的なプロジェクトとなると、私たちの心の隅にとりのこされた「概念」だけであることが多々あります。なのでしばしば、心は勇んでも、自分を疑うことや不安感が物語を進めることを阻みます。
どうやって私たちは、それらの素晴らしい「概念」を、作品に昇華するのでしょうか?どうリサーチを進め、戦略をたてるのでしょうか?プロジェクトはどれくらいの時間をかけるべきなのでしょうか?誰を目指して作品を組み立てるべきなのでしょうか?どう効果的に作品を広めれば良いのでしょうか?どう私たちは、アーティストとしてそして効果的に、プロジェクトのテーマとなる物事を表現することができるのでしょうか?
これらは写真家によりしばしばあげられる質問のいくつかです。
身近に、より多くの人に伝えられるべき社会的なストーリーがあります。家庭内暴力、認知症、自閉症、家族やジェンダーについて、差別。環境問題や都市化など・・・どうストーリーを伝えるのか、少しのガイダンスがあれば物語はより発展するのかもしれません。
今回、社会に変化をもたらす写真作家たちーフォトジャーナリストから映像作家、ドキュメンタリー写真家やビジュアルアーティストまでーをプレゼンターに、シンポジウムを開催します。彼らの作家としての献身は確固たるもので、その経歴の中で達成したものによって認知されています。

詳細→https://photosymposiumasia.wordpress.com/2017/11/14/hello-2018/